【経済全般】

マーケットの歪み2

どうも現在の作為的な株価の居所が気持ち悪い為、前回に続き『マーケットの歪み』と題して私見を述べたいと思います。

今回の新型コロナウイルスのパンデミックによる影響は、需要、供給の両サイドに、過去に例がないほど深刻なものになっています。

世界的に、人・モノが急激に動きを止め、経済活動が麻痺状態に陥ったまま数か月が過ぎ、更にその時間帯は延びようとしています。

多くの企業において業績悪化は必至でありそのスピードと深度は経験がないものになることは容易に想像出来ます。

各国の政策担当者、特に中央銀行はリーマンショック時のことを教訓にしているのでしょう。

当時は金融機関同士の信用創造すら行うことが難しく、あらゆる資産が理論値を大きくオーバーシュートして売られ金融マーケットは機能不全に陥りました。

そして、その甚大なダメージは金融システムの維持対策、或いは景気対策という経路を辿り各国の財政を大きく毀損することになったのです。

今回の新型コロナウイルスの経済に対する影響度合いを各国の政府や中央銀行は、リーマンショックや世界恐慌を超えるものと認識していることは間違いないと思います。

それは、打ち出された対策の規模を見れば一目瞭然と言えます。

中でも、米連邦準備理事会(FRB)の対応は異例の規模になっており、金融市場への大規模な資金供給のみならず、9日にも追加策として、地方政府のほか、中小企業を含む一般企業に対する総額2兆3000億ドルの支援策を打ち出しました。

ここ最近の株高の理由として 市場関係者の多くが 挙げるのが 、この米連邦準備理事会(FRB)をはじめとする主要国中銀の思い切った資金供給と企業金融支援策の展開です。

日本においても、日経平均の動きを見ると日銀による影響が色濃く出ていると言わざるを得ません。

皆様もお分かりだと思いますが、金融市場へのこの大規模な資金供給は、一定の時間を買っているに過ぎません。

本来企業業績の悪化、或いは悪化見通しを受けて下降すべき時間帯を、資産(今回の場合であればETF)を直接的に買いを入れる、或いは強烈な政策発動をもって市場参加者の期待に働きかけて、本来下がるはずの下落期間をスキップさせているのです。

皆様、歪み過ぎていませんか?

日銀はいつまでこの新型コロナウイルスの影響が残ると考えているのでしょうか?何時まで買い支えるつもりなのでしょうか?

私はそれが、3か月や半年でないことを祈るばかりです。

今日も、日経平均は日銀の買いコスト近辺と考えられている19500円前後で頭打ちになっています・・・

こんなことが続いていいのでしょうか???

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